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Safety Goods

更新日:2023年3月24日


こんにちは。


少し難しい話になってしまいますが、

「スタンダードプリコーション」(標準予防策)という言葉をご存知でしょうか。


医療の世界では当たり前のようにされていますが、全ての患者さんを対象に、

血液・体液・分泌物・排泄物など全てを感染源とみなして対応し、

感染の危険性を減少させる予防策のことです。


その予防策とされているのが、手洗いや手指の消毒、

個人防護具(ガウン・手袋・マスクなどなど)の着用、その徹底だったりします。


個人防護具は「PPE」なんて言われていたりして、

Personal Protective Equipmentの略らしいですよ。


なんだか難しいですよね。でも、難しい話はここまで!

私たちエンバーマーも、その原則に従ってエンバーミングを行っています。

自分が感染源とならないように、まずは感染しないよう自分自身を守ろうということですね。


その防護具でのひとつであるグローブについて、今回は紹介したいと思います。


自分自身への感染防御はもちろんのこと、

私たちエンバーマーは、薬品や針・メスを使用するために万が一を考えて、

そして、何かの拍子に外側のグローブが破れてしまうことが起こった時や、

汚れたグローブを交換するときに、針やメスから手を守り、

薬液や血液が直接 手に触れないようにするために、

グローブを2枚重ねで着用しエンバーミングを行っています。


ジーエスアイではエンバーマーにより使用しているグローブの種類が違い、

それぞれの好みに合ったグローブを使用しています。


少し見にくいかもしれませんが、こーんな感じです。


1番左がラテックスグローブ。こちらは大きさが違うだけで、私と牛渡は同じ種類ですね。

真ん中が牛渡が使用しているラテックスグローブで、

1番右が私が使用しているニトリルグローブです。


同じ職場で働くエンバーマーは同じ種類のグローブで、

大きさだけが違うことが多いのですが、

グローブの種類が違うというのは珍しいことかもしれませんね。


伸縮性やグリップの感覚を重視していたり、薄手のものにして自分の手の感覚が鈍らないようにとそれぞれに理由はあるのですが、

自分がもっている力を出来るだけ発揮できる環境にいるために、ジーエスアイではエンバーマーそれぞれに合ったグローブを使用しています。



手にフィットしたグローブをすると、なんだか今日は手がむくんでいるな…と思うこともあったり。

足や顔のむくみを感じることは多い方もいるかもしれませんが、手のむくみを感じる方は少ないのではないでしょうか。


そんなことも教えてもくれるグローブなのでありました。


それでは!またお会いしましょう。


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