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​お客様の声

エンバーミングを受けられたお客様の声をご紹介します
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埼玉県在住 女性
入院中、息子は「早くおうちに帰りたい、遊びたいおもちゃがある」と言っていました。
元気になって退院し、また一緒の生活が始まることしか私も考えていませんでしたが、残念ながら亡くなった時がお家に帰れる時となってしまいました。


やっと息子が大好きだった自宅に戻れたのに、このまますぐに葬儀となってしまうなんて……とショックを感じている時に、偶然、エンバーミングという技術を知りました。
エンバーミングをしていただいたことで約10日間、家族水入らずで過ごすことが出来ました。

息子の好きだったお料理を作り、一緒に眠り、祖父母や親せきに囲まれ、友人も会いに来てくださり、まるで毎日の暮らしが戻ってきたようでした。

私が一番ありがたかったのは、抱っこをたくさんしてあげられたことです。葬儀会場にも抱っこをして伺いました。


今思い返しても、エンバーミングをしていただいて家で過ごしていたあの10日間は、優しい幸せな家族の思い出です。

東京都在住 女性

父は、肝臓癌でした。入院した時にはすでに手の施しようのない状態で、入院して1週間、あっという間に亡くなってしまいました。

急なことで、仕事もありましたので、すぐに休むこともできず、葬儀まで少し時間をとるために、エンバーミングをお願いしました。

父を家に連れ帰ると、孫たちは「怖い、怖い」と言って、近くに寄ることができませんでした。


しかし、エンバーミングをしてもらい、家に帰ってくると「ジイジは笑っているね」と言って
それから葬儀までの約1週間の間、毎日学校へ行くときには寝ている父に手を合わせ、帰ってくれば、父の枕もとでゲームをして過ごしていました。

父は、亡くなる少し前からむくみもあり、お腹には水も溜まってパンパンに膨れて、「苦しいから水を抜いて欲しいと担当医に頼んでくれ」とずっと言い続けていました。
黄疸も出て顔色も変わってしまっていましたので、子供たちにとっては「死んだ人」と言う、怖いイメージや感覚があったのだと思います。


しかし、エンバーミングをしてお腹の水も抜いてもらい、眠っているかのような穏やかな顔色になり、エンバーマーの方が口元を笑っているような表情に施術してくださったので、
父はもう苦しまなくて良くなったんだと思えました。子どもたちも、『優しいしいジイジ』の顔が戻ってきたように感じたのかもしれません。

そのおかげもあって、葬儀までの1週間は家族みんながゆっくり父と一緒に過ごすことができました。葬儀の準備も慌てることなく、できる限りのことをすることができましたので、
悔いのないお別れができた達成感が、いまでも心に残っています。

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