よくあるご質問
エンバーミングについて寄せられるご質問にお答えします。
エンバーミングの特徴
エンバーミングをすると何日くらい一緒にいられますか?
ケースによりますが、10日~2週間は大丈夫です。
お身体の状態にもよりますが、火葬までの日数によって、薬液の量や濃度・種類などを変えることで、状態の保全と見た目の自然さのバランスを調整します。可能な限り、お化粧直し等のアフターフォローもいたします。
それ以上の期間の保全もできますが、IFSA(日本遺体衛生保全協会)の規定により、死後50日以内に火葬をするという確約が得られない場合は、エンバーミングの依頼を受けておりません。
エンバーミングはどんな場合(またはご遺体)に特に有効ですか?
ゆっくり穏やかなお別れがしたいと思われている場合にはエンバーミングがお勧めです。葬儀までの日程があく場合も、ドライアイスを使うことなく、あまり変化が進まない状態で衛生的にご安置できます。また、修復処置も行いますので、病気で痩せてしまわれた方や、事故等でダメージがある方には特に効果的です。
感染症対策になりますか?
はい、なります。エンバーミングに使用する薬品には細菌やウイルスを消毒・殺菌する効果があります。
腐敗を食い止められるのは何日くらい?
エンバーミングの技術的、科学的にはかなりの長期間、腐敗を防ぐことが可能とされています。
しかしながら、日本の文化的・宗教的な背景も鑑み、IFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)の自主基準において亡くなられた日から火葬までの日数は50日以内と定められています。
弊社では公的機関からの要請や、コロナ禍において海外から帰国される方をお待ちする場合を除き、この自主基準に則って対応しております。ご安置期間が長くなればなるほど、乾燥などの要因から変化しやすくなりますので、ご依頼時に個別にご安置環境やアフターケアについてのアドバイスをさせていただいております。
エンバーミングをするのに一番いいタイミングはありますか?
亡くなられてすぐがベストです。
エンバーミングは、ご遺体の状態をそれ以上悪くならないようにすることはできますが、状態を戻すことはできません。
また、亡くなってすぐにエンバーミングを施すことで、ご遺体の状態が悪くなる心配がなくなるため、焦る必要がなく、落ち着いて葬儀担当者と会ったり、ゆっくりと考える時間が出来ます。
エンバーミングの事前相談は無料で行っております。お気軽にお問合せください。
海外から帰国する親族を待ちたいのですがどのくらい大丈夫ですか?
亡くなられてから50日以内を目安に火葬をお願いしております。
エンバーミングと湯灌(ゆかん)の違いは?
エンバーミングは、病気や事故で失われた「その人らしさ」を取り戻し、元気だった頃の安らかなお姿へとご遺体を近づけていく科学的な技術です。
ご遺体の腐敗を抑えるため、血液を、殺菌・防腐効果のある薬液に変更することなどにより、腐敗しにくく良い状態を保てるようにします。
また、薬液が赤みのある色なので生前のような血色を与え、自然な顔色や肌に近づきます。
それによりご遺体の状態をドライアイスを使うことなく、10日間前後保つことができます。
それに対し、湯灌(ゆかん)とは、葬儀に際し遺体を入浴させ、洗浄することをいいます。簡易には遺体を清拭(せいしき)することで済ませる場合もあります。故人が男性の場合はその際に髭を剃られ、女性の場合は死に化粧が施されます。
エンバーミングをする人は増えているの?
はい。年々増加しています。
日本では2019年に5万人超の方がエンバーミングをされています。
エンバーミングは資格者が行うのですか?
はい。無資格者のエンバーミング施術は【一般社団法人 日本遺体衛生保全協会(IFSA)】の自主基準で認められていません。当社のエンバーマーは全員、IFSAの認定資格を取得しています。
お手続きについて
特定の葬儀社を通さなければ依頼できませんか?
いいえ。ジーエスアイでは法人様だけでなく、広くどなたからのご依頼でもお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。
※エンバーミングお申込みの際、故人様からみて二親等以内のご親族による依頼書へのサインが必要です。
エンバーミングを依頼する際に、なにか用意するものはありますか?
専用の書類「エンバーミング依頼書」(2枚)と「死亡診断書」のコピーが 必要です。依頼書には、ご依頼主(二親等以内)の直筆のサインをしていただきます。
また、お着せしたい服や、生前に使われていた化粧品などもお持ちいただけます。
依頼する際の注意事項はありますか?
はい。ご依頼は「二親等以内」の方からお申込みいただくこと、死後50日以内のご火葬のお約束、必要書類の準備、ドライアイスでの凍結を避けるなどいくつかございます。
お問い合わせいただければ状況に合わせてアドバイスいたします。
キャンセルはできますか?
エンバーミング処置を開始前にお申し出いただければ、キャンセルできます。なおそれまでに掛かった諸経費のご請求が発生する場合があります。処置開始後は原則的に途中でエンバーミングを中止することはできかねます。ただし、公的機関から要請があった場合は、その時点でエンバーミング施術を中断いたします。
受けられない地域はありますか?
お受けできない地域と定めている地区はございませんが、エンバーミングは、原則として東京都板橋区にありますエンバーミングセンター(戸田葬祭場内)にて行います。センターまでご遺体をご搬送する必要があります。搬送費用は、ご遺族の負担となりますので、予めご了承ください。
出来る限り、ご遺族に負担の少ない提案をさせていただきたいと思いますので、まずはご相談ください。
施術について
エンバーミングできない場合はありますか?
あります。エンバーミングすることで状況が改善されない、もしくは悪化するご遺体の処置はお受けしておりません。
プリオン病(クロイツフェルトヤコブ病(CJD)等)、3度以上の熱傷(火傷)、ミイラ化、疥癬、移動制限のかかる感染症(一から三類感染症)等のご遺体に関しましては、お引き受けできかねます。解剖されたご遺体は問題なくエンバーミングが可能です。
※現在COVID-19で亡くなられた方のエンバーミングはお受けしておりません。
施術は、どのくらい時間がかかるのですか?
処置時間は、通常3時間程度です。
ただし、ご遺体の状態によってはさらに時間がかかることがあります。死因や病院で投与された薬の影響、エンバーミングを施すまでの安置状況などにより変わります。
(時間がかかる処置の例:修復、ドライアイスでの凍結、腐敗ガスなどの死後変化など)
病院でのエンゼルケアはしてもらった方が良いですか?
エンバーミングをなさるのであれば、病院での死後処置は最低限で構いません。エンゼルケ アはなさらなくて大丈夫です。
エンバーミングの処置で小切開を行うとありますが、どのくらいの大きさですか?
約2〜3cmです。一般的には、鎖骨の辺りを1箇所、小切開いたします。ご遺体の状態によっては、二の腕の内側や、足の付け根などの目立たないところを小切開することもあります。
処置後にお着せする服を確認し、外から見えそうな部分の切開は出来るだけしないようにしていますが、状態によってはどうしても切開の必要な場合があります。その場合は、処置後、目立たなくなるよう修復いたします。
ご遺体がどんな状態でもきれいに復元できますか?
いいえ。残念ですが、エンバーマーの処置には限界があります。エンバーミング開始前に起こった死後変化をもとに戻すことはできませんし、事故等でお顔やお身体に大きなダメージがある場合にも、できうる限り生前の面影を取り戻し、穏やかにお別れいただけるよう最善を尽くしますが、ある程度お別れが叶うレベルへの復元にとどまる場合がございますことをご理解ください。