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染井吉野

更新日:2023年3月24日


こんにちは。


私の住む地域では、桜の見頃は過ぎ去ってしまいました。


ウィキペディアで「花見」と調べたところ、

「主に桜の花を観賞し、春の訪れを寿ぐ日本古来の風習である」と書かれていました。

「寿ぐ」という言葉は、新しい季節への喜びを感じますね。


桜と言えばソメイヨシノをイメージされる方が多いのではないでしょうか。

日本で見られる桜は、ほとんどがソメイヨシノなのですよ。桜の代表ともいえますね。

そのソメイヨシノが、さくらの開花・満開を判断する気象庁の「標本木」となっているようです。


なぜ、こんなことを調べ始めてしまったのかと言いますと、

今年も花見をしなかったなーという気持ちと、

先日、ソメイヨシノは人の手を介さないと生存できない品種だと知ったからです。


ソメイヨシノは、自然に増えることができず、

接ぎ木・挿し木という技法を用いるしかないらしいです。

もともとは1本のソメイヨシノを、接ぎ木・挿し木という技法を用いて

増やしていったので、ソメイヨシノはコピーやクローンなんて言われています。


遺伝子がほぼ同じということは、

ある条件を満たすと花を咲かせてくれるということなので、

さくら開花・満開を判断する「標本木」となっているようです。

おー、なるほど。と思いましたが、なんだか風情はなくなってしまいましたね。


しかし、この美しいソメイヨシノを残すためには、

誰かが接ぎ木・挿し木をしなければならず、その方がいるおかげで、

春の訪れとともに桜を眺めることができているんですよねー。


誰かの手があるからこそ残るもの、守られているものって、

ソメイヨシノに限らず私が知らないところで、まだまだ存在しているのかもしれませんね。


今回は、気になったら調べちゃうコーナーでございました。



エンバーマーがブログ更新に奮闘する「エンバーマー奮闘記」も、

みなさまの応援のおかげで1年を迎えることができました。


これからも、エンバーミングのこと、エンバーマーのこと、

ただの日常などなどを綴っていきますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。


それではまた、お会いしましょう。

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