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「粘膜なくなりました」

更新日:2019年12月19日

皆さまこんにちは。

エンバーマーの牛渡です。


先日、数年ぶりに体調をくずしました。

治ってしまった今となってはもう定かではないのですが、

おそらく風邪だったであろうそれの始まりは

何の前触れもなくやってきました。


もともと血圧が低めなので、朝の目覚めは

だいたい具合が悪いのですがその日は特別。


頭痛と吐き気と気怠さと、体のきしむ関節痛。

なにより自分でびっくりしたのが、

食欲がまるでおこらないことでした。


今までならちょっとやそっと具合が悪くても、

たとえ胃が拒否しようとも、食への欲求が失われるなんてことは

ありえないしありえませんでした。


たとえ吐き出すと分かっていても、食べることをやめずに生きてきました。


が、しかし。

水くらいしか口に入れたくない。

口の中カラカラ。 

水飲んでもカラカラ。


一瞬でも潤う気配がありません。


まる一日たっても、なにか食べたいと思うことが全くなく、

おなかもすかず、ただただ怠くて気持ち悪いばかりでしたが、

さすがに無理矢理にでもそろそろなんか胃に入れなあかんと思い、

頑張って温かいそばを食べたとき思ったのですが。


美味しくない。


そばは好きなのです。 


いつもなら美味しく食べられるのです。


なぜ同じそばでこんなにも味が違うのか?

朦朧とした頭で考えてみました。 


ひらめきました。

口が乾いているからだ。


いくら水分を摂ってもちっとも潤わないこの口内環境が、

味覚にまで深刻な影響を与えているんだと思い、

調べてみたらホントにそうでビックリ。


粘膜って大事ですね。


口腔粘膜は、「咀嚼粘膜」「被覆粘膜」「特殊粘膜」

という3つに分類されているらしく、

このうちの特殊粘膜というのが下の背側(上面)表面の

下乳頭(ブツブツしたやつ)上の味蕾という部分に局在し

感覚や味覚を感じているそうです。


そしてこの粘膜を強くするためには「ムチン」という

栄養素を摂取すると良いらしいのです!


「ムチン」が含まれている食材は、納豆、山芋、オクラ、

なめこ等のヌルヌルしたものや、モロヘイヤやウナギ、

サトイモ、レンコン等があります。


皆様も、なんか食べ物がおいしく感じられない、

口が乾き気味だというときは、


これらの食材を食べてみたら食が進むかもしれないですね。


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